플란다스의 개／봉준호
2001年・韓国

　犬が好きで好きでどうしようもない人間には、いろいろキツい。テロップ読んでもキツい。
　それなのに恐ろしく面白い。どうしたらいいんだ。

※とにかく犬が好きだから、ストーリー展開とか、ああいうシーンとかに納得はしてないよ。ということを先に申し上げたうえで。

・残念だけど面白い。いろんなシーンが頭にこびりついて離れない。
・特にヒロインの活躍＆大喝采のシーンが好きで好きでたまらない。
・そして何よりも、文房具屋のブスが、あまりにも格好よすぎる。もういっぺん言う。あまりにも格好よすぎる。
・あの主人公が、カラオケであの歌を歌ってるのを見て、なんだかよく分からない涙が出てきた。

・日本人が、わざわざイルカ漁の出てくる映画 （イルカ漁の是非を問うものでもなく、ドキュメンタリーでもなく、ただイルカを密漁する人やイルカを食う人が出てくる、すごく面白い映画） を作ったらどうなるんだろう。そんなことを少し考えた。

・私は韓国人が嫌いではない。特に好きでもない。でも、海外の映画ファンから韓国人が貶められるかもしれないようなシナリオを平気で書いてしまう韓国人のポン・ジュノのことは、とても好きだなあ、と思う。そういえば「殺人の追憶」のときも同じことを思った。