The Pinchcliffe Grand Prix／Ivo Caprino
1975年・ノルウェー

　面白い。大好きだ。もう、どうしたらいいんだってぐらいに大好きだ。
　さっき YouTube でトレーラー見たら、ものすごく大事なシーンがネタバレしてた。こんなもん予告で見せちゃダメだと思う。

大まかな「好き」要素

・まず、とにかくチマチマしたミニチュア的なものが好きで仕方ない、という大前提がある

・動きが好き
・車のデザインが好き
・レースシーンが好き
・思いっきり運転してるぞという感じの操作が好き
・うんと分かりやすいストーリー展開が好き
・始まり方が好き
・主人公たちの生活スタイルが好き


こまごました「好き」要素

・家のドア、人間用と動物用で開く方向が違ったりしてるのが好き
・ポストにたどり着くまでの往路と復路で、機械の操作が違うのが好き
・設計図の感じが好き
・尾羽の動き方が好き
・「田舎」の表現方法が好き
・石油王のキャラの薄さが好き
・郵便屋の病気と趣味が好き
・罵倒されてもこたえないゴリラが好き

・彼らがレース中に全く喋らないというのが、ものすごく好き
・いわゆる「勝負の決め手」となる部分の演出がどうしようもなく好き

・あそこから、アヒルがオリエンタルな彼女への恋に走ったりしないのが本当に好き

惜しむらくは、ハリネズミとアヒルのキャラデザインだけだった。本当は褒めたい。だけど私はどうしても、人間っぽくデフォルメされすぎてる動物キャラが苦手なのだ。可愛い動物には、なるべく無表情のまま頑張ってほしいのだ、どうしても。