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映画と食べ物の備忘録
from 2009-09-09 to 2011-07-24 (maybe)
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Birdy/Alan Parker
1984年・アメリカ

 とっ散らかってる。洗練されてない。そう思う。でも決して嫌いじゃない。
【初見/レンタル/★★★☆】

・友情/憧れ/ベトナム戦争/変わり者の半生/現実との対峙/鳥フェチ、どれがテーマだったんだか良く分からない。分からないなりに納得させられるような感じでもない。
・いや、だいたい言いたいことは分かる。鳥への憧憬とか、心を閉ざしちゃうとか、戦争批判とか、一応リンクしてるのは分かる。でも、ぶつ切りなんだ。
・だけど、なんかいい。
・なにがいいのか分からない。
・ただ、バーディがすごくいい。
・というか、部分的にものすごくエロい。
・どこがどうエロかったのかを書くと、問題のある人間だとみなされるかもしれないし、そういう人間は動物を飼育しないでくださいとか言われたら辛いから書かない。



・ところで。
・この映画は、もう十年ぐらい前、とある年下の女性から薦められたのだった。
・なんかすげえいいんですよ。と彼女は言った。
・なるほど。なんかすげえいい。なんかすげえいいと言うのは、とても的確だと思う。


・その彼女は、とても素敵な女性だった。
・身長も、顔立ちも声も、人と話すときの態度も喋り方も、少々ひねくれた感じのあるところも、私のストライクゾーンど真ん中だった。
・でも彼女は、私の仕事のお手伝いをしてくれるアルバイトさんだった。
・転職するなり、最初から「あなたが担当する案件で発生する業務は、どんどん彼女に割り振ってください」と上司に言われたのだ。
・こんなに好みの子を最初から準備されちゃって、どうしたらいいんだと思った。
・そして、なんつうのか、ストライクゾーンど真ん中だけど剛速球だった。

・「原さーん、なんか仕事ないすか」と、彼女は毎日、私のデスクへやってきて言うのだった。
・ああ。本当に愛しい人だった。
・そうか。君は、こういう映画が好きだったのか。
・ますますもって、付き合いたかった。交際したかった。

・万が一、ここ見てたらごめんよ。気持ち悪くてごめんよ。本当にすまないと思ってる。
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