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映画と食べ物の備忘録
from 2009-09-09 to 2011-07-24 (maybe)
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1977年・日本

見どころ盛りだくさんの娯楽映画なのに手放しで喜べないのが悔しい。観る時期によっては★5つだったんじゃないかって気がする。
【初見/レンタル/★★★☆】

見どころ

・オープニング、まだ主人公が出てきてもいないのに、「主人公のKO勝ち」を啓示してくれる丁寧な詩の演出に
・いかにもなヨレヨレのコートで登場する文太
・工場で一人だけ外人みたいな顔の清水健太郎
・アパートでドーベルマンと暮らす文太、仕事はチラシ貼り
・アパートの管理人は小沢昭一
・ダメ人間の巣窟みたいなメシ屋、絵に描いたような美しいダメっぷりを披露する人々
・そこで偉そうに講釈をたれる大泉滉
・主人公を慕う貧乏そうな小学生(喫煙者)
・文太の別れた妻は春川ますみ(無論たぷたぷしてる)
・過剰な演技でドーベルマンのノミを取る文太
・両親と沖縄を憎む健太郎
・アイロンがけをする小沢昭一、みんなの期待どおりにちゃんと服を焦がす
・水に浮かんだ樽の上で特訓、もちろん落とされる健太郎
・文太「上がってこい!」
・「健太郎、けっこう強そうじゃん」とこちらが思い始めた矢先、まったく空気を読むことなくプロのパンチをまざまざと見せつけてくる具志堅
・レフェリーが唐十郎
・お約束の「タオル投げ入れたら殺すぞ」発言
・「立て! びっこ!」
・どんなに健太郎が倒れても、最後にKOするから大丈夫だという絶対の安心感

 宝石箱みたいだ。こんなに凄いのに、なにが足りないんだろう。ただ、たぶん大きなお世話だけど、なんかもったいないなあと思った。
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