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映画と食べ物の備忘録
from 2009-09-09 to 2011-07-24 (maybe)
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Replusion/Roman Polanski
1965年・イギリス

 かなり期待していた。自分は絶対、この映画を好きになるのだろうと信じてた。嫌いになる要素がどこにもないだろうと思ってた。
 実際に観てみたら、そうでもなかった。ものすごく面白いのに、のめりこめない。ちょくちょく素に戻される。それが鬱陶しかった。
【初見/ケーブル録画/★★★☆】

 のめりこめなかったのは、カトリーヌ・ドヌーヴのせいだ。

 たとえどんなに演技が上手でも、私には彼女が「診療内科ちゃん」に見えない。絶対に。どうしても。

 仕方ないだろ、これは「綺麗なお姉ちゃんがおかしくなっていく映画」なんだから。そういう映画なんだから、そこにケチつけんなよ、というのは分かるんだけど。

 いや、嘘だ。「分かるんだけど」なんて嘘だ。

 もう気づかないふりをするのは止めよう。たぶん、もう認めちゃったほうが楽になれる。私にはカトリーヌ・ドヌーヴの美しさが理解できない。「苦手な種類の顔」という一言で片付けてしまえる。ファンの方には申し訳ないけど、こういうのは好き好きだからってことで、許していただきたい。
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